とある友人の話です。*ブログ記載については了承を得ています

彼は、感情についての学びや、精神世界のことを好んで学んでいます。

そして、ヒーラーとしても活動をしています。

いわゆる「癒し」も進み、心も安定しているそうです。

なので、ヒーラーとしての事業を、本格的に軌道に乗せるための準備をしようと試みるものの

なかなか行動に移すことができません。

彼は、まだ癒されていないから、行動することに恐れや、不安があるのではないかと仰っていました。

もちろんそのような側面もあるのかもしれませんが、その時の彼が纏う雰囲気を感じてその要素を強く感じませんでした。

そしてふと気づきました。行動できないのはその彼に至っては、「ただやり方を知らないだけ」そして、「思考の準備が整っていない」からだということを。

「行動力がなく、すぐ動けない」と思っている人でも、いつも「すぐ動けない」わけではありません。

たとえば、自分にとって好きなこと、日常的に繰り返していることなどは、すぐにできます。

すぐ行動できる時は、その行動をするための準備が頭の中で、整っていて、逆に、準備が整っていないことは、すぐに行動に移すことができないのです。

あなたが、怠惰というだけの理由で行動に移せないわけではありません。

チャレンジしたいこと、やった方がいいと思うこと、人から言葉で指示されたこと、すぐに実行できず思考停止してしまうのは、準備ができていないからです。

例えば、セミナーなどを聞いて入ってきた情報がアタマの中に入っていかない人は、情報を理解していないから、思考や行動が進まないわけです。

しかし、目の前で見本を見せてもらったり、一緒にやってみたりして体感すると速やかに行動できる場面をたくさんみてきました。

そして、大切なのは、完璧を目指さず、とりあえずやってみるを繰り返し、小さな成功体験を積み重ねることです。そしてそんな自分を褒めてあげましょう。

できることに注意を向ければ、あなた自身がどんなことなら「すぐ動ける」のかがわかってきます。

何となく自分のことを「行動力のない人」と思っている人がいたら、「自分にもすぐ動けることがあるんだ!」と気づいてください。

「できない」ことは仕方ないという心地の良い諦めも大切です。できないことがある私たちだからそれを補ってくれる人との素晴らしい出会いがあるのです。その素晴らしい人と力を合わせて、何かを成し得ることもできるのです。

では、どうすれば「心地よく動ける」ようになれるのかを紹介しますので、参考にしてください。


1:誰かと共にしよう

一人の力には限りがあります。言い方を変えると、人は社会性の動物なので絶えず社会や他者との関係のおいて存在しています。自分ひとりでできないこともみんなとならできることも多いのです。一人では勇気が出ないこと、わからないこと、心が折れることも、頼りにしたり、されたりの関係性の中で、自然とできる自分に気づく経験は何物にも変え難い宝物になるでしょう。


2:できないことはもういい。できることは何かに
注視しよう

人は、できることが10のうち5あっても、できない方だけに意識がいってしまうと、そこで動きが止まってしまいます。

知らないこと、準備がまだ整っていないことはやりようがないので、致し方ないことです。これでは、できるはずだった5のことも、出来ないままになってしまいかねません。

なので、まずは出来ることをやって、動くことです。身体と心、頭はつながっていて、とりあえず動くことで、体感を得ることができ、それが心と頭に刻まれます。すると、「できない」と思っていたことも始めやすくなります。

「すぐ動ける」人は、できることを優先しているから、「すぐ動ける」のです。


3:やる気に頼らず、仕組みを作ろう

人である以上、やる気がある時もあればない時があるのも当たり前です。やる気は永続的なものではありません。そこで仕組みを作りましょう。

例えば、ダイエットが続かない人は、ひとりではなくコーチをつけたり、友達と一緒にやって報告しあったり、SNSで宣言して毎日進捗状況を発信したりするとか、「ダイエット」とやりたくてたまらないことと、を抱き合わせにする方法もあります。そうですね〜、週一はこれ食べや買ったの〜みたいな物をいただくのもいいですね。

「楽しみ」と「義務」をセットにするわけです。


以上、私がお勧めする行動に移せる方法を挙げてみました!!

最後に、

人は安心する環境を求めて無意識に行動するという習性があります。そのような環境はコンフォートゾーンと呼ばれ、コンフォートゾーンの外に成長できるラーニングゾーンがあると言われています。
コンフォートゾーンだけに留まってしまうと成長の機会を失うのです。

自分を変えたければ、意識的に、自分を変えるような環境を手にしなければならないのもまた事実です。

望む自分になるには、その理想をすでに手にしている人たちがいる環境に飛び込むことで、叶うことも多いのです。
少しづつで良いので、行動する楽しみを見つけていけたら世界が広がることでしょう!!

まずは一歩を踏み出してみませんか?