今回は、ズバリ「占い師やスピリチャルの分野で売り上げを伸ばす秘訣」のコラムを書きますね。

昨今、様々な占いや、スピリチュアルの種類があり、起業している人も少なくありません。

みなさん技術も、感性も素晴らしい方が多いのですが、事業という観点で見ると、売り上げを安定的に出している方があまりいない印象です。

私のところに相談に来られる方もそのような悩みを抱えていらっしゃる方も少なくありません。

では、どのようなことを心がけたら、望む事業や売り上げに直結するのでしょうか?

まとめてみました。

1.発信や、使う言葉に具体性を持たせる

多くの精神世界の業界の人が、とっても抽象度が高い発信をなさっています。

目に見えないものを扱うので、致し方ない側面もありますが、抽象度が高すぎる伝え方だと、よほどのカリスマか、かなりの能力者じゃないと、他者との差別化はできません。

例えば、

「あなたの中の、不安や恐れを解放し、愛と光を引き寄せます」

など、なんとなく気持ちの高揚感や、安心感につながるイメージは持てるものの、うーん分かりずらいな。と感じます。

「恐れの解放」とか「愛を引き寄せる」とか感覚に頼るものは、あまり印象に残らないんですね。

他にも「豊かさ」とか「私らしく」とか「輝く」など、一般の方からしたら分かりずらく、提供してくれるものを受けると、「私の何がどうなる」「私の何が解決される」のかがイメージしずらいのです。

これからの時代、「自分がどう生きるのか」「どこに向かうのか」など精神的な問いを自らが立て進まないと厳しい時代になると感じます。

そんな時代だからこそ、精神世界の大切さを伝える、スピリチュアル業界の人は重宝されることでしょう。しかし伝わらない発信を続けていくのは、なんか惜しいなと思うのです。

そこでおすすめなのは、「恐れの解放」「愛を引き寄せる」「豊かさ」とは何かをまず自分の中で定義づけして言語化する。そして、発信するときに、

「私のセッションを受けると、半年以内に最愛のパートナーができます」

「一年以内に売り上げを30%アップします」

など具体性を持たせた提示をすることです。

人はイメージしずらいものは買わないのです。

2.強みを示す

スピリチュアルや占いの手法は、たくさんありますし、天使や各国や日本の神様、龍神、色んな神様がいます。

ここで、陥りがちなのですが、自分ができることを羅列して、何が本当の強みなのかが分かりずらい方が一定数いらっしゃいます。

これ、買い手としては何の専門家か分からず、

ピンとこない→当然その人からは買わない。という図式が成り立ちます。

できることが多いのは、良いことなのですが、真ん中に柱を立てて、

「私は、あなたの守護神からの言葉をおろして、必要なことをお伝えします。そして仕上げに体の波動をレイキで整えます」

という風にしっかり絞って打ち出すと何に強い人なのか分かりますよね。伝わりやすいんです。

どれが売れるか分からないからと言って、いろいろくっつけてやっていくのではなく、どこの部分で一番才能を発揮できるのかを分析して、強みにフォーカスして形にいたしましょう。

 

3.お金をに対する前提に向き合う

人は「お金」という言葉に対しての「イメージ」が正しく機能していない時に、思考や行動に制限がかかります。

日本はお金の教育を受ける土壌ではなかったため

「お金は人を狂わす」

「お金は貯めるべきだ」

「人にお金を貸してはいけない」

など、子供の頃から蓄積された「お金へのイメージ」によって作られた「固定観念」があります。この固定観念が、あなたがお金が得られないように「思考と行動」を制限する原因になっています。

スピリチュアルを事業にしている方は、お金を稼ぐというより誰かを助けたいという気持ちから、その世界に入ったからなのか、仕事とお金を結びつけていない人がとても多いと感じています。

またお金を受け取ることも、ビジネス的なことを好ましく思わず「悪いこと」のように定義している人も見受けられます。

だから、サービスをお客様に提供しても、お金を受け取れない人が他の業種に比べて圧倒的に多いです。

しかし、お金は価値交換の道具にすぎません。物々交換をしていたところから、それじゃ不便だからということで生まれたのが「通貨」です。

スピリチュアルという技術に、あなたが使った命の時間やエネルギーの対価が、お金です。

お金だけ特別なものではなく、枯渇することのない循環するエネルギーの一つです。
つまり、なくならないし、たくさんあるし、手を出せば届くことを知りましょう。

また、お金を稼ぐことは、価値を生み出して多くの人に喜ばれた、役に立つということです。

私たちが、いくらお金は良くないと思ったところで、人のためになることをしているからお金が入ってくるのです。

お金を儲けることはいけないことではありません。貢献の結果、自然と手にするものだという体感があれば、抵抗が少しづつなくなるでしょう。

ということで、今日はこの3つまでにしておきますね。

残りの2つは次回にまたアップいたします。

最後までお読みいただきありがとうございます。

リラ